看護師として働くとき、病院の“規模”や“種類”によって、
働き方や求められるスキルは大きく異なります。
「どの病院が自分に向いているの?」と悩む新人さんにも、分かりやすくまとめてみました💡
🏥 病院の規模は大きく分けて6タイプ!
① クリニック・診療所(無床/有床)
- ベッド数:0〜19床
- 地域の“かかりつけ医”として、外来が中心。
- 有床であれば短期入院も可能。
- メリット: 落ち着いた環境で患者さんと密に関われる。
- デメリット: 急性期医療や手技経験は少なめ。スタッフが限られているので勤務調整が難しいことも。
② 中小規模病院(20〜199床)
- 一般的な外来・入院を行う地域の中核病院。
- 二次救急なども対応。
- メリット: 急性期もありつつ、患者さんの回復にも関われる。
- デメリット: 人数が限られ、業務量が偏ることも。
③ 大規模病院(200床以上)
- 高度医療や多診療科を提供。
- 救急や集中治療、専門部署も整備。
- メリット: 幅広い症例を経験できる。研修制度も整っている。
- デメリット: 忙しさやプレッシャーが大きい場合も。
④ 大学病院・特定機能病院
- 医学部附属病院として教育・研究・診療を行う。
- 先端医療・珍しい症例・研究的な看護も多い。
- メリット: 常に最先端で学べる。多職種連携が進んでいる。
- デメリット: 業務が複雑で指導者が多く、人間関係の調整も必要。
⑤ 専門病院(がん・精神科・リハビリなど)
- 特定の疾患・分野に特化した病院。
- 一貫した治療とケアに関われる。
- メリット: 専門スキルが身につきやすい。
- デメリット: 領域外の経験が積みにくい。
⑥ 療養型・慢性期病院
- 高齢者や終末期の長期療養が中心。
- バイタル測定、清潔ケア、ADL支援が主な業務。
- メリット: 患者さんとじっくり向き合える。
- デメリット: 急性期医療のスキル維持には注意が必要。
🔍 自分に合った職場選びのポイント
- ✨ 急性期でバリバリ経験を積みたい → 大規模病院・大学病院
- ✨ 患者さんとの関係を大切にしたい → 中小病院・クリニック
- ✨ 専門分野を深めたい → 専門病院
- ✨ ワークライフバランス重視 → 療養型やクリニック
📝 まとめ
病院の種類によって、働き方・経験できること・求められる役割は大きく異なります。
就職や転職の前に「自分がどんな看護をしたいか」を見つめ直すことが、満足度の高い職場選びにつながります🌿
「何となく選んだ職場だけど、実は自分に合ってなかった…」
そうならないためにも、病院の種類を知ることは第一歩です💪
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