こんにちは、なすぴーです。
3児ママで20年以上看護師として活動しています。

なすぴー先輩、訪問看護が気になるんですが、
わたしでも出来ると思いますか??

訪問看護は、いろいろな科の患者さんを診るから、
やっぱり経験があるに越したことはないわね。

やっぱりそうですよね…
わたしには無理か…

そんなに落ち込まないで!
最近は教育システムもしっかりしている訪問看護ステーションも多いから、
そういったところを選ぶのも手だと思う!
近年、働き方の選択肢として注目を集めている「訪問看護」。
でも、**「病棟経験少ないから不安」「1人で判断できるか心配」**という声も多く聞きます。
今回は、訪問看護に興味はあるけど一歩が踏み出せないあなたに向けて、リアルな実情と未経験でも安心して始められるポイントをわかりやすく解説します。
訪問看護とは?基本をおさらい
訪問看護は、看護師が利用者の自宅を訪問して医療ケアや生活支援を行うサービスです。
主な仕事内容
- バイタルサインチェック
- 服薬管理
- 傷の処置・点滴・カテーテル管理
- 終末期ケア(ターミナルケア)
- ご家族への相談支援
- ケースワーカー等の多職種と連携する

「病院と違って1対1でじっくり関われる」のが訪問看護の魅力なんですね!

そうね、患者さんとその家族の生活に寄り添いながら、
いろいろな科を経験できる、貴重な場所よね!
実際どう?訪問看護のリアル
✅ よかったこと(メリット)
- 1人の利用者に丁寧に向き合える
- 日勤のみで働ける求人が多い
- 残業が少なめでワークライフバランスがとりやすい
- 医療だけでなく生活全体を支える実感が得られる
⚠️ 大変だったこと(デメリット)
- 急変時の対応を1人で判断するプレッシャーはある
- 移動が多く、体力も使う
- 最初は書類業務や記録に戸惑うことも
- 悪天候だと移動が大変
- 祝日も稼働することがある
未経験でも安心して始める5つのポイント
1. 教育体制が整った事業所を選ぶ
訪問看護は事業所によって教育の差が大きいです。
**「OJT制度」「新人研修あり」**などを求人情報でしっかり確認しましょう。
2. オンコールの有無を確認する
夜間対応(オンコール)は経験者でも負担になりやすい部分。
未経験ならまずはオンコールなしの職場を選ぶのがおすすめです。
3. 最初は先輩との同行訪問からスタート
多くの事業所では、最初の1~2か月間は先輩と一緒に訪問する「同行訪問」から始まります。
その間に利用者さんの状況やケアの流れを学べるので安心です。
4. ICT(タブレットなど)導入の有無をチェック
訪問中の記録や医師との連携にICTが活用されていると、効率がぐっと上がります。
「紙よりもタブレット派」の方は要チェック!
5. 少人数チームで相談しやすい環境を選ぶ
「1人訪問」とはいえ、チームでの情報共有・支え合いがあるかどうかは非常に重要です。
見学時に雰囲気を確認してみましょう。
こんな人に向いている!

訪問看護に向いている看護師さんのタイプは
こんな方だと思う!
- 人とじっくり関わるのが好きな人
- 患者さんや家族に寄り添いたい人
- フリーランス的な働き方に興味がある人
- 病院よりも自宅での“生活”を大切にしたい人
- 病院という閉鎖空間よりも、ひとりで移動して訪問する開放的な場所が好きな人
- ターミナルケアを経験したい人
まとめ|不安でも一歩踏み出してみよう
訪問看護は、いろいろな科に挑戦できる分野です。
事前の準備と職場選びさえ間違えなければ、あなたのキャリアを大きく広げてくれるチャンスになります。
まずは求人情報を見てみたり、見学に行ってみるところから始めてみましょう。
あなたにぴったりの働き方が、きっと見つかります。
\ 訪問看護デビュー、応援しています! /
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